関係者によると、死刑が執行されたのは、
山口県下関市のJR下関駅で平成11年、15人を死傷させた上部康明死刑囚
横浜市で14年、元妻の両親ら3人を殺害した古沢友幸死刑囚
宮崎県で13年、女性2人を殺害し現金を奪った松田康敏死刑囚
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120329/trl12032910180004-n1.htm記憶にあるのは上部康明くらいで、この事件を参考にしたのが、宅間守が池田小学校での惨殺事件、加藤による秋葉原での通り魔殺人事件である。
九州工業大卒者で始めての死刑執行だろう。
古沢友幸死刑囚東京拘置所の死刑囚の中にはこの古沢よりも前に事件を起こし、しかも再審請求をしていない小田島がいたにもかかわらず、それより後に死刑が確定した古沢が死刑執行となった。
小田島鉄男の共犯である、守田克実の死刑確定が平成11年であったことから、飛び越されたのだろうか?
松田康敏死刑囚現在再審請求中であった可能性が高い。一応その場合死刑が回避される場合が多いのだが、法的に執行は問題ない。
刑事訴訟法 第442条
再審の請求は、刑の執行を停止する効力を有しない。
但し、管轄裁判所に対応する検察庁の検察官は、再審の請求についての裁判があるまで刑の執行を停止することができる。
上部康明死刑囚犯行当時、精神病院に通っており、「回避性人格障害」との診断であったが死刑判決。
下関駅にレンタカーで侵入して7人をはねて2人を殺害。
その後改札口を通って駅のホームで7人を傷つけ、3人を殺害。合計で死者5人、重軽傷10人という事件。
弁護側は「社会に迫害されてきたとの妄想に支配されたための犯行で、当時は自己制御能力が喪失状態だった」と主張。
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