栃木小１女児殺害事件 勝又被告は無罪主張

平成１７年に栃木県今市市（現日光市）の小学１年、吉田有希ちゃん＝当時（７）が殺害された事件で、殺人罪に問われている同県鹿沼市西沢町、無職、勝又拓哉被告（３３）の弁護人が９日、２９日に宇都宮地裁で始まる公判で、無罪を主張する方針を明らかにした。

案の定な展開。
勝俣被告が逮捕された時に「本当にこの人なのか？」「これでいいのか？」という意見が多くあった。
本人が自白したのであれば問題ない。しかしここにきて勝俣被告は無罪を主張する方針となったようだ。

そもそも物証は何もなく、本人の自白だけが証拠である、その点を弁護士が突いて一転無罪を主張することにしたのか、それとも本当に誘導尋問などによって自白してしまったのか。

この事件も問題は吉田有希ちゃんの体に何者かの体液が付着しており、それをDNA鑑定したところ、捜査線上に浮かんだ人物のだれとも一致せず、一致したのは当時捜査に関わっていた警察幹部のものであった。警察の発表によれば遺体を前にした会話した時に付着したものだそうだ。

群馬県のパチンコ屋で行方不明になった横山ゆかりちゃんも未だに発見されておらず、足利事件では菅谷さんは再度のDNA鑑定を行うと一致せず冤罪だった事が判明し、犯人は今も逃げ延びている。この北関東を中心とした地域では昔から女児が行方不明になったり殺害された冤罪を含めた未解決事件が多くあり、謎が多い。

殺人犯はそこにいる: 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件